アウトランダーPHEV |二ヶ月乗って分かった良い点、悪い点

2019/11/26
 
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アウトランダーPHEVを2019年2月末に購入して、約2か月程経ちました。
通勤でも使用しておりほぼ毎日乗っていますので、この2か月の使用でアウトランダーPHEVの良い点、悪い点が少しずつ分かってきましたので、報告したいと思います。

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良い点

良い点としては色々ありますが、印象深い順に上げていきます。

○ 静寂性が高い

静寂性はすごく良い。自宅でこまめに充電してEVモードで走行すればすごく静か。
発進時にほんとに微かにモーターの「ウィーン」って音が聞こえて、速度が30~40キロになると聞こえるのはロードノイズのみだ。
これは魔法の絨毯か?と思ってしまったくらい。←乗ったことありませんが
今までのガソリン車では感じたことのない新しい感覚で感動すら覚えた。

妻所有のムーブをたまに運転する機会があるが、「こんなにエンジンの音してたっけ」という感覚になってしまう。
モーター走行に慣れてしまうと、普通のガソリン車のエンジン音に違和感を感じてしまうようになってしまう。

 

〇 加速がスムーズ

加速はとにかくスムーズ。ATにあるようなシフト変速による回転数の変化がないため、速度上昇時の前後の揺すられ感がほとんどない。
また一定の加速度で加速していくため、体が感じる加速Gは少なく感じる。そのため凄い加速感は感じないが、スルスルスル~っと加速して気がついた時にはかなり速度が出ている印象。
この加速の感覚は1ランク上の高級感の雰囲気が出ていてグッド。

 

〇 特に低中速のトルクがある

特に発進時~60キロ位の時に力強いトルク感を感じる
アクセルを一定に開けていれば、スムーズな加速でジェントル的な感じですが、意識してアクセルを踏み増すと、一転して背中を押しだすような強い加速Gを感じることができる。
まるで排気量の大きい車(3000cc以上)に乗っているような感覚。
私がこの前まで所有していたスカイラインV36の2500ccよりも明らかに発進時のトルクが大きい。

 

〇 燃費がいい(ランニングコストが少なくて済む)

当然ハイブリット車になりますので、同クラスのガソリンよりも燃費は良くランニングコストが少なくて済む。
大体、セーブモード(エンジンで充電しながらモーターで走りバッテリを維持しながら走行するモード)で15~16km/ℓ 程度。市街地メインの走行の時。
充電してEVモードだと、ガソリン換算して計算すると、20~26km/ℓ で走っているのと同程度のランニングコストになる。
実際の充電代とガソリン代の合計コストとその計算方法については、今後詳しく公開していく予定。

〇 シートヒーターとハンドルヒーターが暖かく、冬に重宝している

シートヒーターとハンドルヒーターは使う機会が多くとても便利。
冬に車のエアコンの暖房を入れるとエンジンがかかってしまうが、シートヒーターとハンドルヒーターでは基本的にエンジンは掛からないことが多かった。
エアコンの為にエンジンを回すと勿体なく感じてしまい、シートヒーターとハンドルヒーターは使用する機会がどうしても多くなる。
よほど寒くなければこれで十分。
特に冬の朝はハンドルが冷たくてきついが、これが解消された。
ハンドルヒーターは1分もあれば温まるのでとても使える。

 

〇 荷物が多く詰める

トランクの大きさは十分。奥行もあるので、沢山ものが入る。
後部座席を倒すと、さらにスペースが増えて、これなら車中泊なども出来ちゃう。

 

〇 ドアの閉まる音に重厚感がある

ドアの閉まる音は、「バシッ」として、高級車的な重厚感を感じることができる。
私の乗っていたスカイラインV36よりかは明らかにいい音してる。
「バーン」「バチャン」ではなく「バシッ」「ドシッ」としたいい音。
いい車に乗ってる感を体感することができる。

 

〇 適度な視界の高さがあり、運転がしやすい

運転して最初に感じたことは、「運転しやすいなー」ということ。
今までセダンに乗ることが多かったので余計にそう感じるのだと思う。
全幅1800mmあり、決して小さい部類に入る車ではないが、運転のしにくさはほとんど感じることはない。

 

〇 安定して良く曲がる。ロールも少ない

カーブでとても曲がり易く感じる。
車高が高めなので、外側へ膨らみやすくロールもそこそこするイメージがあったが、全くそんなことはなかった。
アウトランダーPHEVはS-AWCという車両運動統合制御システムというものがついていて、カーブを曲がる際にこの効果が効いているのだと思う。
S-AWCとは曲がり易いように四輪を車の方でコントロールしている機能で、この効果は運転していてはっきりと感じることができた。
交差点を曲がっただけでも、「何か曲がりやすい」と気づくほど。

 

〇 走行パターンが豊富で運転が楽しい

チャージモード、セーブモード、ノーマルモード、EVモードとこの4モードに加えて、パドルシフトによる回生ブレーキがあり、効率のよい走行モードを選択しながらどれくらいエコ運転できるかなど、色々試しながら楽しめる。
走り一辺倒の楽しみ方ではなく、頭を使いながら効率のよい運転方法をみつけるという、ちょっと知的な楽しみ方ができるところに新しい魅力がある。

 

〇 ブレーキのコントロール性が良好

通常このようなハイブリッドカーであると、ブレーキを軽くかけたときに、電気の回生による充電が入る。
これが減速してきて20キロ以下になったときに回生力が抜けて、ブレーキパッドによる減速に変わる。この時の切り替え時にギクシャクしてしまう車は多く、急に減速力が抜けてしまう車を体感したことがある。

このようなブレーキの協調性に関しては、アウトランダーPHEVでは、ギクシャク感はまったくなく見事である。

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いまひとつに感じたところ

〇 助手席がパワーシートじゃない(運転席はパワーシート)

運転席はパワーシートだが助手席は手動で位置調整を行う。
400万円以上の価格の車と考えると、助手席もパワーシートにして欲しいところ。
誰か人を乗せたときに「えっ、手動なんだ」=「安い車」と思われてしまいそう。

 

〇 雨滴感応オートワイパーの感覚が合わない

雨天時に2回連続でワイパー作動することもあれば、結構水滴がついていてもワイパーがなかなか作動しないこともある。
今までの間歇時間を手動で調整するタイプの方が、私としては使いやすく感じた。

 

 降車時にサイドガードにズボンが当たって汚れる

降りるときにサイドガードにズボンがあたってしまい、雨の日はズボンが汚れてしまうことがある。
また車高が高めのため、降りるときに地面に足がつかなくて←背が低いため
運転席のサイドに尻がこすってしまう。
この使い方ではそのうちシートが擦れて剥げてしまうのではと心配になる。

 

 高速域での加速時、加速伸びがもうちょっとあってもいい

EVモードでの走行時、時速60キロ以上の速度域で加速がやや鈍く感じる
EVモードではアクセルを強く踏んでも、パワーの領域の手前までしかパワーインジゲーターが上がらす高速域(主に時速60キロ以上)での速度の伸びが低い。写真のパワーメーターのちょうど13時の位置あたりの白のパワー領域に入ってすぐのところで止まってしまう。

これがノーマルモードやセーブモードなどのエンジンが介入するモードでは話が別。
エンジンのパワーも加わり、時速60キロ以上の速度の伸びも鋭くなる。

〇 充電がなくなるとエンジンの音が少し気になる

バッテリーの残電気量がなくなると、強くアクセルを踏んだときの電流がバッテリーからは供給できなくなる。
よってエンジンを回しながらその電気を使用してモーターを回すことになる。
アクセルを踏んだ分だけエンジンの回転が高まることになり、エンジン音が大きくなってしまう。普通の重いガソリン車の何ら変わらなくなってしまう。

 

〇 運転席周りの内装デザインは少し古く感じる

デザインに関しては個人の好みによる部分が大きいとは思うが、最近の車のような真新しさは感じない。悪く言えば若々しさや斬新さは感じることができなかった。
そのかわりに、高級感は感じることができる。

(助手席のドア)

(運転席のドア)

(シート)

 

〇 走りに高級感はあるが高揚感は感じない

モーター駆動による静寂性、中低速時の豊富なトルク、スムーズさによって高級感はしっかりと感じることができた。
一方でエンジン駆動がメインではない点で、アクセルを踏んでも静かなため、高揚感のような高ぶる気持ちにはなれなかった。

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総合的に考えて買って良かったか?

総合的に考えて、後悔は全くしておらず、買って本当に良かったと思う。

理由としては、発進時から中低速にかけて豊富なトルクがある車、という点を今回の購入で一番重要視していたから。

前乗っていたスカイラインV36は発進直後の出だしにトルクの弱さを感じており、そこに少し不満をもっていた。
実際に車を使用する環境を考えてみた場合、そのほとんどは、中低速領域になる。
だから中低速領域にトルクがあり、ストレスなく走れる車ということを最も重視したのだ。

アウトランダーPHEVは、純粋に走りだけを楽しみたい人には向いていない。
またアドレナリンが出るような走りを求める人にも物足りないだろう。
何せ静かすぎるから。
逆に一昔前にセルシオやクラウンみたいな高級車に憧れていた人にはピッタリではなかろうか。

とにかく日本のメーカーで充電できるハイブリッドカーはプリウスPHV、ホンダクラリティーPHEV、アウトランダーPHEVの3車種だけだ。(H31.4月現在)
欧州車にもPHEVはあるが、値段が5百万円以上がほとんどで、普通のサラリーマン家庭にとってはあまり現実的な価格ではない。
その点日本のプリウスPHVとアウトランダーPHEVは300万円台から選択することができ、現実的な価格である。

なかでもアウトランダーPHEV、車高が高く荷物が積めるSUVで四輪駆動車だ。

SUVの四輪駆動車でPHEVの機能を持っている国産車が欲しければ、現状ではアウトランダーPHEVのみとなる。
これはアウトランダーPHEVだけがもっている他車にはない個性であり、この車の大きなアドバンテージになっていることは間違いない。

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