ヤリスの乗り心地、静寂性、ハンドリング、加速などの走行性能や評判について調査

2020/05/22
 
この記事を書いている人 - WRITER -

トヨタは2020年2月10日、新型車『YARISヤリス』の販売を開始しました。
ヴィッツをフルモデルチェンジし、名前を新たに『YARIS(ヤリス)』としていて、実質的にはヴィッツの後継機種という位置づけになっています。
今回車名が変わっただけではなく、中身も大きく刷新されています。
どんなところが変わったのでしょうか?走りはどう変わったの?といったことが気になりますよね。
そこで今回は新型『YARISヤリス』の乗り心地、静寂性、ハンドリング加速などの走行性能や、購入した方や試乗した方の評判について調査してみました。

スポンサーリンク

「ヤリス」について簡単に紹介

新型ヤリスはどこが新しくなったのでしょうか?

 

新型になり、新しくなったポイントは以下のようになっています。

 

①プラットフォームを新開発しています。

「TNGA」プラットフォームの採用による軽量・高剛性・低重心なボディになっています。

 

②新型1.5リッター3気筒エンジンを搭載しています。

低回転域を含めて幅広い回転域で駆動力を高めることができています。

 

③世界トップクラスの低燃費を誇る新世代ハイブリッドシステムを搭載しています。

モーターの駆動力を高めて伝達時のロスは抑えたことで、動力性能と実用燃費を両方ともに向上させています。

 

④小型ながらダイナミックで存在感あるデザインになっています。

 

⑤上級車に見劣りしない先進予防安全機能などを搭載しています。

緊急自動ブレーキを作動できるトヨタセーフティセンスは、コンパクトカーでも最新型が採用されていて、右折時における直進車や歩行者との衝突を防ぐ機能が採用されています。

 

以上の5つのポイントを改良していて、新型ヤリスは全方位に渡り新しくなったトヨタの意欲作になっています。

スポンサーリンク

「ヤリス」のエンジン体系やグレードについて簡単に紹介

スポンサーリンク

「ヤリス」のエンジン体系について

まずヤリスのエンジンは、直列3気筒の1リッター1.5リッター1.5リッター+ハイブリッドの3種類があります。

 

1リッターは先代型に搭載されたタイプの改良版になっています。

 

3気筒1.5リッターエンジンはハイブリッド用を含めて新開発されていて、1.5リッターは直噴式も採用し、低回転域を含めて幅広い回転域で駆動力を高めることができています。

 

1リッター版は最高出力が69馬力(6000回転)、最大トルクは9.4kg-m(4400回転)です。

 

1.5リッター版は120馬力(6600回転)14.8kg-m(4800回転)に向上しています。

 

1.5リッターNAで120馬力はスゴイですよね。

 

普通は100馬力か、いっても110馬力くらいですからね。

 

1.5リッターは新開発でもあり、駆動力も優れているので、1.5リッターの方が断然オススメになります。

 

しかも1.5リッターはWLTCモード燃費も21.4~21.6km/Lと優れています(2WD/CVT装着車)。

 

優れた動力性能を発揮しながら、燃費数値も1リッターの20.2km/Lを上まわっていて、1.5リッターは大変魅力的ですよね。

 

ノーマルエンジンなら断然1.5リッターがオススメになると思いますよ。

 

1.5リッターハイブリッドは、1.5リッターエンジンに関しては91馬力(5500回転)12.2kg-m(3800回転)になっていますが、モーター出力が80馬力14.4kg-mと強力で、加速力が強力になっています。

 

モーターは初期制動から高トルクを発揮できる特性があるので、出足のスタートがとても軽快でスムーズになります。

 

また騒音も抑えられており、モーターを併用した加速感には上質さもあります。

 

ハイブリッドの燃費は、2WDで35.4~36.0km/L、4WDでも30.2km/Lと文句なしの燃費数字になっています。

 

1.5リッターのノーマルエンジンと同グレード間で比べてみると、装備差をおおよその価格に換算したうえでも、約35万円高い価格設定となります。

 

この金額を燃料代の節約で取り戻すには、10万km以上の走行を要するので、まず自身がクルマにどれだけ乗るか、走行距離に応じて冷静に判断する必要がありそうです。

 

しかし、損得勘定だけではなく、ハイブリッドによる”モーター走行の滑らかさ”や”スタート時のスムーズさと静粛性”などの乗り味の良さにどれくらいお金を払えるのかという考えで決めるという方法もありでしょう。

 

スポンサーリンク

「ヤリス」のグレードについて紹介

新型ヤリスのグレードは3つのエンジンタイプ(直列3気筒の1リッター1.5リッター1.5リッター+ハイブリッド)それぞれにベーシックな「X」、中間の「G」、上位グレードの「Z」が用意されています。

 

ただしガソリン1.0リッター車のみ、Xのビジネス向けグレード“X Bパッケージ”が設定されています。

 

ここでは1.5リッターとハイブリッドに絞って紹介していきます。

 

まずベーシックな1.5X、ハイブリッドXでも、実用的には不満を感じることは無いと思います。

 

昼夜の歩行者と昼間の自転車を検知できる衝突被害軽減ブレーキ、レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト、サイド&カーテンエアバッグ、7インチディスプレイオーディオ、SOSの発信も可能なヘルプネットなどを備えた専用通信機、マニュアルエアコン(ハイブリッドはオートエアコン)など、実用的なコンパクトカーとして今どき求められる先進安全機能や最低限の装備はひと通り備わっています。

 

次に中間グレードの1.5G、ハイブリッドGは上記のXの装備に加えて、スマートエントリーシステム、ディスプレイオーディオ画面の8インチ化、6スピーカー(Xは2スピーカー)、エアコンのオート機能(ハイブリッドはXにも標準装着)、バックガイドモニター(ハイブリッドG)などが加わり、装備が充実しています。

 

そしてGであれば、メーカーオプションとして3灯式フルLEDヘッドランプ、15インチアルミホイールなども選択できるようです。

 

Gでメーカーオプションを追加すれば、見た目の印象もだいぶ変わってきそうですよね。

 

最上級の1.5Z、ハイブリッドZには、3灯式フルLEDヘッドランプが標準装着され、本革巻きのステアリングホイールやシフトノブ、シートヒーター、上級ファブリックのシート表皮、助手席の上に置いた荷物が倒れるのを防ぐ買い物アシストシートなども加わっています。

 

シートの材質が良くなると、車内の印象が上って、高級ないい車に乗ってる感がアップしますよね。

 

Zならミドル、ラージサイズの上級車種からの乗り換えの方にも満足できる装備になっていると思いますよ。

 

オプションでは、走行安定性と乗り心地をバランス良く向上させる16インチタイヤ&アルミホイールも装着可能になっています。

スポンサーリンク

「ヤリス」の乗り心地、ハンドリング、静寂性、加速などの走行性能について

今回走行フィーリングについては、自動車雑誌などに乗っている自動車評論家の方のインプレッションを参考にまとめています。

 

スポンサーリンク

「ヤリス」の乗り心地について

新型「ヤリス」の乗り心地は、しっかり感のあるフィーリングという評価が多いようです。

 

具体的には、感覚としてはやや硬めな乗り心地で、若干ではあるもののコツコツした感覚を感じる方もいるかな?といったところです。

 

いままでのトヨタのコンパクトカーにあるような、柔らかめでふわふわした感覚とはまったく質の違う乗り心地になっているようです。

 

どちらかというと、コンフォートな乗り心地よりも、走りの方向に振っているセッティングとの意見が多いみたいですよ。

 

スポンサーリンク

「ヤリス」ハンドリングについて

ステアリングの応答性は悪くはないようですが、もう少しキビキビ感があった方がいいんじゃないか?という意見もあるようです。

 

若干遊び領域が多くとっているセッティングみたいですね。

 

まあ、ヤリスはスポーツカーではないので(GRヤリスを除く)、無難なところなんじゃないでしょうかね。

 

スポーティな面を持つエクステリアや新しいプラットフォームという内容ですから、ハンドリングもダイレクト感あるセッティングではないかと期待しますが、そこまでダイレクト感があるキビキビ系なセッティングではないようですね。

 

ただし車両が動き始めるとフロントノーズは軽めに動いていく感覚があるようです。

 

ハンドルの操作感は非常に軽いという感想が多く出ていました。

 

また、新しいプラットフォームの恩恵からか、旋回時の車体姿勢がフラットでいいという感想も出ているようです。

 

極端にスポーツ方向に振ったハンドリングではないものの、決して鈍重でだるなハンドリングというわけではないので、心配することな無さそうです。

 

スポンサーリンク

「ヤリス」の静寂性について

ハイブリッドは勿論、モーター発進になるので、スタート時の静寂性は抜群にいいようです。

 

ただしハイブリッドは、高速合流などで多めにアクセルを踏み込んだ場合には、それなりのエンジン音がするみたいですね。

 

普段使いではそれほどアクセルを深く踏む機会は少ないでしょうから、実際の使用場面では気になることはないと思います。

 

1.5Lの方も、3気筒によるエンジン騒音のネガな部分はほとんど感じないみたいですね。

 

ただしアイドリングストップはついていないので、停止時などにはエンジン音は車内に多少入ってきます。

 

どうしてコンパクトクラスの車にアイドリングストップ機能を付けなかったのでしょうね?
コストカットなのでしょうかね?

 

スポンサーリンク

「ヤリス」の加速性能について

ハイブリットはモーター駆動による発進になりますが、モーターは低回転から高トルクを発揮できる特性があるので、出だしの加速性能はすこぶるいいようですね。

 

ただし、ユーチューブ動画で全開走行を見てみると、ハイブリッドは加速の伸びがあまりないようですね。

 

日常の市街地などのストップ&ゴーが多い環境では、モーター駆動で軽快に加速できるようです。

 

1.5Lの方は加速の伸びが結構いいようです。

 

高速道路合流などアクセルを多く踏む場面では、1.5Lガソリンの方が加速性能がいいみたいですね。

 

エンジンの出力、トルクも1.5Lガソリンの方がいいですからね。

 

今後ユーチューブなどに0-100km/hタイムが上ってくると思いますので、分かったら記事内で紹介していきたいと思います。

 

車重も軽いですから、結構いいタイムが出るのではないでしょうか?

スポンサーリンク

「ヤリス」の走行性能や乗り心地の評判を調査

今までのヴィッツとはまったく違うという感想が上がっていますね。

メーター周りもかっこいいです。

やはり、乗り心地については硬いと感じる方もいるようですね。

しなやかな足まわりが好みの方は試乗して確かめる必要がありそうですね。

1.5L3気筒ガソリンの加速がいいみたいですね。

スポンサーリンク

まとめ

今回は新型『YARISヤリス』の乗り心地、静寂性、ハンドリング加速などの走行性能や、購入、試乗した方の評判についてまとめてきました。

 

全体的には、ヤリスは走りに関して力を入れているモデルになっていると思います。

 

少し硬めのシッカリした乗り心地や、1.5L3気筒エンジンのパワフルなところなどが大きな変更点になっていると思います。

 

同じコンパクトクラスに、同月フルモデルチェンジするフィットがありますが、フィットはサスが柔軟に動くしなやかな足回りになっているようで、日常使いでの機能性や快適性に力を入れていて、今回のヤリスとはコンセプトがやや違っています。

 

さて、どちらのコンセプトが評価されるのか(売れるのか)楽しみですね。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

Copyright© PHEV LIFE , 2020 All Rights Reserved.