スカイラインV36|【12万Km走行して】加速、乗り心地などの走行性能や市街地、郊外、高速の燃費を報告

2021/05/09
 
この記事を書いている人 - WRITER -

私の前の愛車は、日産スカイラインセダン250GTで、約10間所有し11.8万キロ走行した。

 

今回はその日産スカイラインセダン250GTについて、加速性能や乗り心地などの走行性能や燃費、使い勝手など、オーナーでなければ分らないことを上げていこうと思う。

 

車の買い替えを検討中の方にオススメです。

スポンサーリンク

スカイラインV36 の紹介

最初まず簡単に外観写真とデーター整理から。

外観写真(伊豆スカイラインで撮ったものです)

グレード V36 250GT

エンジン形式    VQ25HR
排気量       2495cc
最高出力      225ps/6800rpm
最大トルク     26.8kg・m/4800rpm
種類        V型6気筒DOHC
10・15モード燃費  11.2 ㎞/ℓ
駆動方式      FR
トランスミション  5AT
燃料        ハイオクガソリン

 

スポンサーリンク

加速や乗り心地などの走行性能について

【停止~加速時】

発進の加速は今一つな印象だ。
何といったらいいのか、出だし直後のアクセルのつきがもう一歩といった印象だ。

 

もっと簡単に言えば、出だし直後がまったりとしていて、穏やかな感じだ。
ここでいう出だし直後とは時速0~30km位のこと。

 

アクセルをじわーっと踏むと思ったより速度が乗らず、もう少し踏み増すとエンジン回転数が2000回転以上回ってしまって、何だかエンジンが頑張っている感が出てしまう。

 

この頑張っている感のエンジン音が、この車のコンフォート性を押し下げてしまっている。ただしこれは発進直後だけの話。

 

データを見てみれば当然といえば当然である。
スカイラインV36の最大トルクの値は26.8kg・m/4800rpmとなっている。これはエンジン回転数4800回転で26.8kg・mの最大トルクが発生しますよということ。

 

したがって発進直後の1000~1500rpmではまだ十分なトルクが出ていない領域で車を引っ張る力が小さい領域なので、速度の乗りが今ひとつに感じることになる。

 

発進直後から十分な加速感を出すためには、アクセルをある程度踏んで回転数を上げる必要がある。2000回転以上回すとしっかりとしたトルク感を感じることができる。

 

発進した後、時速30km以上速度が出てくると、加速の伸びも出てくるし、アクセル開度に応じた車の反応がだんだん良くなってくるのが分かる。

 

特に伸びが出てくるのは時速50km以上の領域だ。
時速50km以上ではアクセをわずかに踏んでいるだけで、速度がぐんぐん乗ってくる。

 

騒音のレベルに関しては、発進時に回転が上がってしまう時は、エンジンの回転音が聞こえるが、3速までギアが上がり、時速40km以上になってくると、ロードノイズにかき消されてエンジン音はほとんど聞こえなくなる。

 

【定速巡航時】

時速60km走行時は5速でエンジン回転は1500回転、時速80kmでは2000回転、時速100kmでは2500回転、と最近の車と比べると少し回転数は高めにの設定になっている。もちろん5速までしかないことが影響しているようだ。

 

このように時速60km以上ではアクセルを踏んだ時点で、1500回転以上の領域を使うことになり、トルクが出ている領域を多く使うことになるので、アクセルのつきと速度の伸びを感じることができるわけである。

 

また時速50km以上での巡航時の静寂性は結構良い。エンジン音はほぼ聞こえないし、アクセルをわずかに踏み増すと、スーッと速度が乗っていく感覚は気持ちがいい。

 

もう一つ、高速での巡航時の安定感がとてもよい。ドシッとしており、タイヤがしっかり地面を掴んでいる感覚が味わえる。

 

【ミッションについて】

ミッションは5AT。この車を購入した後のマイナーチェンジでスカイラインV36は2.5ℓも7ATがつくようになったが、私のスカイラインは、マイナーチェンジ前のモデルになるので5ATになる。

 

4速は時速40km以上で入るようになり、5速はだいたい時速55km位で入るようになる。

 

【フル加速について】

出だしの加速がマイルドであることは記述した通りだが、それはアクセルをマイルドに踏んだ時のことで、きちんとアクセルを踏めば、高めのエンジン音と共に軽快に加速していく。

youtubeなどの動画で0-100kmのタイムを検索してみると、だいたい7秒後半~8秒位で加速性もまずまずではないかと思う。

 

エンジン音は好みが分かれるかもしれない。高めのエンジン音は、迫力という面では少し物足りなさを感じる。クリーンな現代っぽさは感じるが・・・

 

車の好きな人は分かるかもしれないが、例えばスバルのボクサーエンジンの図太い音、(ドロドロドロー)が好みの方には、好みに合わないかもしれない。

 

【乗り心地】

乗り心地は、速度域によってだいぶ感じが変わってくる。

 

低速域では、少しゴツゴツ感というか、揺すられ感が気になる。0~30kmでの速度域では地面の凸凹を明確に伝えてくる。

 

中速域~高速域では揺すられ感やゴツゴツ感はなく、快適だ。サスペンションがよく動いている感じがあり、上下動の振動を吸収できている感じがある。
高速道路などを使用したロングドライブなどに、とても向いている車だろうと思う。

スポンサーリンク

市街地、郊外、高速の燃費について

燃費に関しては車載の燃費計で計測していた。

流れの良い埼玉県内国道                        10.0km/ℓ
埼玉県上尾市の市街地                         7.5km/ℓ 
高速道路(時速100kmで走行)             12.0~13.0km/ℓ 

高速道路で低燃費走行(時速85~90km)で最高      14.5km/ℓ 

ガソリンを入れるごとに計算した満タン法での計算では、 8~9km/ℓ
1km当たりの燃料コストは 16.6~18.7 円(ハイオク150円/ℓで計算)

燃費に関してはだいたい上記のような値になっていることが多かった。

スポンサーリンク

まとめ

最後にこの車の、○な点と×な点をまとめてみようと思う。

○・・高速走行での安定性と、流麗なデザイン

×・・発進直後の緩慢さと、低速域でのゴツゴツ感 

   市街地走行での燃費の悪さ

 

○な点は、やはり高速域での安定性につきると思う。

 

ドシッとした地面をつかんでいるような安定した走りは、コンパクトクラス、ミドルクラスの車にはない乗り心地で、スカイラインならではの魅力だ。

 

×は発進直後の加速感と極低速域での乗り心地だ。

 

発進直後の加速は3.7ℓのものでは解消されていると思われるが、2.5ℓでは発進時のトルクの細さが顔をだす。車体の重たさを感じてしまう感覚にもなる。

 

極低速域では地面の凸凹によって車体が揺すられるな感覚がある。
足回りを固めて高速域に安定性が出るように作られているからだろうと思う。

 

また市街地などの燃費は約7.5km/ℓで、冬場など暖房を使うと6km/ℓ台になることもあり、最近の車と比べると時代遅れ感が否めない。

 

スカイラインの一番魅力はGT性能。長距離を快適に乗るためにはもってこいだ。
逆に市街地などのストップ&ゴーが多い使用状況だと、この車の良さが発揮できない環境となる。

 

スカイラインV36が気に入って、車の買い替えを検討しようかなと思った方はガリバーフリマがオススメですよ。

 

スカイラインV36の走行性能以外のインテリアや使い勝手については ⇒スカイラインV36|10年使用して【インテリア】や【使い勝手】について気付いた点 の記事内で紹介していますので是非みていって下さい。

 

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

Copyright© PHEV LIFE , 2019 All Rights Reserved.