カーオーディオの音質を良くする方法

2019/06/19
 
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車を購入して音楽をかけた時に「何か音が安っぽいなー」とか「重低音が響かないな」とか感たことのある方は結構いるのではないかと思う。

私も実はこのような経験を過去にしている。

乗り換える前に乗っていた車が、良いグレードの車だったりすると、装備されている音響システムが最上級のものになっていることが多い。
スピーカーの数が多くなっていたり、重低音を出すウーハーが装備されていたりする。

そのような車を所有していて、車を乗り換えた場合、新しい車に上級の音響システムが入っていない時には、音質に物足りなさを感じてしまうことが多い。

人間は慣れというものの影響を強く受けるので、今までいい音に慣れ親しんできている場合、その音質が低下してしまった時に、違和感として感じてしまう傾向があるのだ。

そこで音響の音質を良くするために、私が実際に取った方法で、比較的効果があったものを紹介していきたい。

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車の音響について知っておきたいこと

単純に「スピーカーをいいものに交換すればいいじゃん」とは誰しも思うことだろう。私も最初はそう思い、量販店で社外品のスピーカー探しをしていた。

店員さんに接客してもらったりして話を聞いていると、どうもそんなに単純な話ではないことがわかってきた。

まずは量販店で販売している多種多様なスピーカーについての話から。

販売している社外品スピーカーは、そのメーカーによって特異な音、向いている音楽というものがあるらしい。

例えば有名なロックフォードというメーカー。
このメーカーはツイーターから良く音がでる特徴があるらしい。
ツイーターは高音域を出すためのサブスピーカーのようなもの。
つまり、高音域の音が良くとおる訳だが、高音域の音が良くとおれば、どの曲も良く聞こえるという訳ではないようだ。

例えば、電子系の音、R&B、Jポップなどは比較的良い音質で聞こえるが、ロックだと相性が良くない。
高音がよくとおると、ロックの場合全体的にガチャガチャとした感じになってしまって、低温の重厚感が軽減してしまう。
すると全体的に良い音質には聞こえない。

このように、スピーカーを高いものに交換したからと言って、どんな曲でも良く聞こえる訳ではないことは覚えておきたい。

大切なポイントは、自分がどんな曲を良く聞くのかということ。
良く聞く曲の特徴によって、選ぶスピーカーも変わってくるということを知っておく必要がある。

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スピーカーの性能を最大限に発揮するには

もう一つ知っておきたいことがある。
デッドニングという作業のことだ。

デッドニングとは、ドア内部の鉄板に制振材を貼って強化し、ビビリ音をなくしたり、ドアスピーカーからしっかり音が出るようにする作業のことをいう。
ドアの内部の鉄板の穴にシートを張ってふさぐことで、ドアが箱としての機能をもつことになり、特に低音がしっかりと出るようになる。要するにドアをスピーカーボックス化するということ。

とくに後から社外品のスピーカーに変更する時には、デッドニングは絶対にしておいた方がいい。

なぜなら、純正のスピーカーはフリエアータイプといって、箱の容量が定められていなくても音が出るタイプであるのに対して、社外品のスピーカーは箱が必要なタイプであるからだ。
社外品のスピーカーはデッドニングしてスピーカーボックス化することで、本来持っている性能をきちんと発揮できるようになるのだ。

純正のスピーカーは箱が無くても音が出るタイプ。
なのでデッドニングしないで社外品のスピーカーに変更した場合、低音の出が純正スピーカーよりもかえって出なくなったと感じてしまうケースが出てしまう。

からわざわざ社外品のスピーカーにお金をかけて変更したのに、かえって音質が悪くなってしまったらガッカリしてしまう。

社外品のスピーカーに変更したら必ずデッドニングの作業を行うということを覚えておきたい。

とくに軽自動車の場合には尚更デッドニングが必要になる。

セダンなどのドアがしっかりしているタイプの場合には、そんなに違和感がないことが多いが、軽自動車などはドアが薄く低音が抜けてしまう可能性が高いからだ。

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サブウーハーをつけるという方法

ここまで読んで、スピーカーの選定からデッドニングまで「随分手間がかかるな」っと思った方は多いはず。

そんな方にオススメしたいのがサブウーハーという商品。

サブウーハーとは重低音をより強調して響かせる商品で、2~3万円位で購入できる。
取り付け工賃は店によって変わるが、大体総額3~4万位で取り付けまで出来る。

純正スピーカーでは物足りないと感じた方は、まずサブウーハーを取り付けてみるといい。
サブウーハーだけでも重低音がしっかりと響くようになり、音に迫力が増す。

私もサブウーハーを取り付けているが、重低音が増し音に迫力が出てとても満足している。
サブウーハーはシートの下に置くタイプの商品が多い。

あくまでも重低音の補助なので、室内に対してのみ効果がある。
よくドンドコ音を立てている車もたまに見かけるが、サブウーハーは外まで響かせるようには出来ていないので注意したい。

サブウーハーで物足りなければ、社外品スピーカーとデッドニングを試してみるといいと思う。

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まとめ

○ どんな曲を聴くことが多いのかを整理して、用途に合わせてスピーカー  

  選ぼう

 

○ 迫力のある重低音を出したいなら、まずはサブウーハーを検討しよう

 

○ 社外品スピーカーを取り付けるなら、デッドニングを同時にしよう

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