スカイラインV36|10年使用して【インテリア】や【使い勝手】について気付いた点

10年間所有した車であるスカイラインV36について、使い勝手やインテリアなどを中心に、走行性能とは異なる視点でで記事にしてみたいと思う。
スカイラインV36の走行性能については ⇒スカイラインV36|【12万Km走行して】加速、乗り心地などの走行性能や市街地、郊外、高速の燃費を報告 の記事内で紹介していますので是非ご覧ください。
インテリアについて
まずはインテリアについて。
写真ではよく分からないかもしれないが、シート素材は中心部分がファブリック素材でサイド部分がレザー素材になっている。
色は写真のように白基調になっていて、サイドのレザーの部分がややクリーム色になっている。
基本的には汚れているわけではないが、写真でも分かると思うが、乗り降りの際にズボンがかすれて、レザー素材の部分にかすれた跡が残ってしまっている。
シートが白基調の色になっているので、室内は非常に明るく開放的な印象で、個人的には一番気に入っていたポイントだ。
反面、汚れなどは目立ちやすいので、使用時に結構気を使う。
写真でみると10年使用した車の割に、シートは結構綺麗な方だと思う。
私は「白のシートなため汚れや衣服の繊維の色移りが目立つようになるなー」っと思っていて、購入時から座面にクッションを敷いて色落ちがしないように意識して使っていた。
何も意識しないで使っていたら多分シート表面は色落ちがしっかりついてしまって、汚れが目立っていたのだろうと思う。
そういう気を使うのが面倒な方は、シートの色は黒がやはり無難なのではないかと思う。
もうひとつ、スカイラインのインテリアで気に入っていたところがある。
上の写真にあるような、タコメーター、速度メーター表示のデザインと色だ。
個人的には非常に気に入っていたポイント。
メーター内のブルーの表示が若々しい印象で、スポーティーな雰囲気もあり、グッド。
マイナーチェンジ後はもっと色使いが落ち着いた感じになっており、大人っぽい雰囲気に変更になっている。
デザインや色使いについては、個人の好みによるところが大きいので、どちらがいいのか判断がつきにくいところではあるが、私はこのブルーの表示のほうが好みだ。
まあ、セダンはあまり若い人は乗らないから、マイナーチェンジ後に落ち着いたデザインに変更になるのも仕方がないのかもしれない。
運転席の視界について
スカイラインはGTカーであるので、運転席からの運転視界については重要なポイントである。
スカイラインV36の前方視界は非常に良好だ。
ダッシュボードの高さが抑えてあるようで、見上げるような姿勢にならないため、前方と特に前下方への視界が優れている。
この視界がよい傾向は後席に座っていても感じることができる。
後席は前席よりもやや高い位置になるようにセッティングされているようで、座ってみると前方視界がひらける。後ろにもぐり込むような着座姿勢にならないのが嬉しい。
だだし運転席に座った時、Aピラーとサイドミラーによって斜め前の視界が一部隠れてしまい死角を作ってしまうため、交差点で曲がる時などは注意が必要だ。
使用してみてわかる欠点とは
試乗などの短い時間では分からないようなところも、10年使用していると気になるポイントとして気がつくようになるものである。
以下に気になった点を上げる。
①【トランクの外の排水の溝が汚れやすい】
トランクの外の排水の溝に泥の汚れが溜まってしまう。
リアガラスやトランクの上部から流れた雨水は、車体の砂ぼこりを流しながらトランクの排水の溝に流れ込むが、多分この溝の中で水の流れが止まってしまうため、流れてきた砂ほこりは溝に溜まってしまうのではないかと思う。
洗車とか掃除をする時に必ずトランクの排水の溝も雑巾で拭くようにしないと、この溝にすぐに泥が溜まってしまう。
排水が溝の中で止まらずに、そのまま流れて室外に出るようになっていれば、泥などは溜まらない訳なので、排水がよく出来ていないのかもしれない。
②【雨の日にトランクを開けると、トランクに付いてた水滴がトランク内に落ちてしまう】
正直これはうーんといった感じ。
スカイラインは新車であれば300万円は軽く超えてくる車なので、高級車といってもいい部類に入る。
なので、水の排水がきちんとできていないのでは、購入者はガッカリだ。
こういう細かいところはしっかりと開発時にチェックしておいて欲しいと思う。
③【ダッシュボードのカチカチッという音】
車体の個体差も原因しているのではないかと思うが、ダッシュボード辺りから「カチカチッ」とたまに音がする。
原因は分からないが、車内の温度変化により、ダッシュボードに取りつけている金属が原因している音なのではないかと。
ネットで検索すると、同じような症状を訴えている口コミがあった。
まあ、たまになので気にならなければ問題ないのですが。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
なかなか車の細かいところの使い勝手や欠点などは、ちょこっと試乗した位では分からないと思います。
長く使ったからでないと分からない欠点なども意外にあると思うので、上げてみました。
今後スカイラインV36を中古車で購入を考えている方は是非参考にしていただければと思う。