スバル新型フォレスターD型|グレードによる装備の違いを徹底比較

2021年8月にスバルのフォレスターがマイナーチェンジを行い、フォレスターD型が登場しました。
スバルではフルモデルチェンジがA型で、1年おきにB型、C型とマイナーチェンジを行ってきて、今回は3年目のD型ということになります。
今回のD型ではフェイスリフトを伴う大幅な変更が行われました。
そこで新型フォレスターD型について、各グレードにおける装備の違いを中心に紹介していきます。
フォレスターD型のグレードの違いをしっかりとチェックして、納得する車選びをして下さいね。
フォレスターD型の購入を検討している方に参考になるようにまとめていきたいと思います。
他のスバル車についての情報については
目次
新型フォレスターD型のグレードと価格をチェック
はじめに新型フォレスターD型のグレードと価格についてみていきましょう。
新型フォレスターのグレード構成は
①Touring(ツーリング)
②X-BREAK(エックスブレイク)
③Advance(アドバンス)
④SPORT(スポーツ)
の4種類で構成されています。
①Touring(ツーリング)
②X-BREAK(エックスブレイク)
③Advance(アドバンス)
の3車種がe-BOXERといわれるハイブリッド車種。
④SPORT(スポーツ)
は1.8Lのターボ車になります。
e-BOXERのハイブリッド車は①Touring(ツーリング)がスタンダードモデル。
②X-BREAK(エックスブレイク)→③Advance(アドバンス)と上級モデルになっていきます。
価格をみていきましょう。
①Touring(ツーリング)
293.7万円
②X-BREAK(エックスブレイク)
308 万円
③Advance(アドバンス)
317.9 万円
④SPORT(スポーツ)
330 万円
となっています。
④SPORT(スポーツ)の1.8Lのターボ車が最も価格の高いグレードになっています。
走りに定評のあるターボ車にしようとした場合、必然的に最上級グレードということになり、価格も上がるので悩ましい選択になってくるかもしれませんね。
【新型フォレスターD型】グレードによる外装(エクステリア)と主な装備の違い
新型フォレスターD型の主な装備と外装(エクステリア)の違いついて、各グレードごとに確認していきましょう。
Touring(ツーリング)の外装(エクステリア)と主な装備
Touring(ツーリング)はハイブリッドシステムの「e-BOXER」に加え、撥水シートの採用など、基本性能を備えたスタンダードモデルという位置づけです。

Touring
Touring(ツーリング)の主な装備品です。
■X-MODE(2モード、ヒルディセントコントロール付)
路面状況に応じてモードを選択するだけで、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロー ルし、悪路からのスムーズな脱出をサポートする機能
■シートヒーター(運転席+助手席)
■キーレスアクセス&プッシュスタート
■SI-DRIVE
気分やシーンに合わせて走行性能を使い分けられる機能で、燃費に配慮した「インテリジェントモード(I)」と、リニアな加速の「スポーツモード(S)」が選べる機能。
■ 17インチアルミホイール(ダークメタリック塗装+切削光輝)
■ e-アクティブシフトコントロール
「SI-DRIVE」のスポーツモード選択時に、スポーティな走りをサポートする機能で、コーナー進入時、アクセル・ブレーキの操作状況などからスポーティな走行と車両が判断した場合に制御を開始し、高いエンジン回転数によるコーナリングを維持し、コーナー後はモーターアシストを作動させ力強い加速を実現するなど、ダイレクトな変速感覚が味わえる機能
■ LEDフロントフォグランプ(丸型)
■ フルオートエアコン(3連ダイヤルタイプ)
■ 歩行者保護エアバッグ
Touring(ツーリング)は最も下位グレードにはなりますが、基本的な機能はしっかりと装備されています。
X-BREAK(エックスブレイク)の外装(エクステリア)と主な装備
続いてX-BREAK(エックスブレイク)です。
X-BREAK(エックスブレイク)は防水シートをはじめとする機能的なアイテムを備え、タフギアとしての存在感を一段と際立たせたモデルという位置づけです。

X-BREAK
X-BREAKの装備で、Touringから追加、変更された機能を載せていきます。
■ X-BREAK用e-BOXERオーナメント(サイド、リヤ)
■ シートヒーター(運転席+助手席+後席左右)・・・後席にもシートヒーターがついてくるのがポイントです。

シートヒーター(運転席+助手席+後席左右)
■ LEDカーゴルームランプ&LEDリヤゲートランプ
■ 撥水カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー機能付)
■ 17インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)
■ LEDフロントフォグランプ(丸型6連)

LEDフロントフォグランプ(丸型6連)
■ レッドオレンジ加飾付リヤバンパーガード(樹脂製、ディフューザータイプ)
■ ルーフレール(ロープホール付)
X-BREAK(エックスブレイク)はTouringの基本的な機能に加えて、後席シートヒーター、LEDカーゴルームランプ&LEDリヤゲートランプ、撥水カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー機能付)など、より機能的に充実した装備が加わっていて、一段とアクティブに使う場面を想定したグレードになっていることが分かります。
家族や友人でキャンプやバーべキューなどのアウトドアによく行くという方にはオススメできるグレードといえるでしょう。
Advance(アドバンス)の外装(エクステリア)と主な装備
Advance(アドバンス)は質感高いナッパレザーシートがオプションで選べるグレードで、先進性とデザイン性をさらに高めた上級モデルです。

Advance(アドバンス)
Advance(アドバンス)の主な装備で、Touringから追加、変更された機能を載せています。
■運転席&助手席8ウェイパワーシート
■運転席シートポジションメモリー機能
■アイサイトセイフティプラス(運転支援)
■ドライバーモニタリングシステム(ジェスチャーコントロール機能付)&運転席シート自動後退機能
■ 18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装+切削光輝)
■ アルミパッド付スポーツペダル
■ フルオートエアコン(2連ダイヤルタイプ、シルバー加飾付)
■ シルバー加飾付リヤバンパーガード(樹脂製、ディフューザータイプ)
Advance(アドバンス)はハイブリッドの最上級グレードで、フォレスターの中で唯一ナッパレザーシートがオプションで選べるグレードです。
Advance(アドバンス)はフォレスターの中では最もラグジュアリーなグレードになっていて、ナッパーレザーシートをオプションで選択すれば、高級感のある都会的な雰囲気の車にもなるモデルです。
SPORT(スポーツ)の外装(エクステリア)と主な装備
SPORT(スポーツ)は、1.8L 直噴ターボを搭載したモデルで、伸びのよい加速感と上級装備が魅力のスポーティモデルです。

SPORT(スポーツ)
SPORT(スポーツ)の主な装備で、Touringから追加、変更された機能を載せています。
■ グレーメタリック塗装ドアミラー

グレーメタリック塗装ドアミラー
■ デュアルマフラー(SPORT用カッター付)/リヤバンパーガード(シルバー塗装、ディフューザータイプ)

デュアルマフラー(SPORT用カッター付)/リヤバンパーガード
■ アイサイトセイフティプラス(運転支援)
■ ドライバーモニタリングシステム(ジェスチャーコントロール機能付)&
運転席シート自動後退機能
■ 18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)
■ LEDフロントフォグランプ(角型3灯式)

LEDフロントフォグランプ(角型3灯式)
■ アルミパッド付スポーツペダル
■ フルオートエアコン(2連ダイヤルタイプ、シルバー加飾付)
■ 運転席&助手席8ウェイパワーシート
■ 運転席シートポジションメモリー機能
■ ピアノブラック調ピラーカバー(Bピラー&Cピラー)
※「e-アクティブシフトコントロール」は装備されません
SPORT(スポーツ)はフォレスター唯一のターボ車で、走りを楽しみたい方にはオススメできるグレードです。
しかしSPORT(スポーツ)を選択すると必然的に最上級グレードになってしまうので、価格がネックになってくるかもしれませんね。
「走りのいい車は欲しいんだけれど、あれもこれも装備はいらないから価格を抑えたい」という方は、悩みどころになってきそうです。
【新型フォレスターD型】グレードによる内装(インテリア)、運転席周囲の装備の違い
新型フォレスターD型の内装(インテリア)と運転席周囲の装備について、各グレードごとに確認していきましょう。
Touring(ツーリング)の内装(インテリア)、運転席周囲の装備
Touring(ツーリング)の内装の様子とインパネ周囲のデザインです。

Touringのインパネやシートのデザイン
Touring(ツーリング)のシートの材質は、メインが撥水ファブリック(グレー)、サイドが合成皮革(ブラック)になります。
Touring(ツーリング)の運転席周囲で、エアコン調整つまみのデザインを紹介していきます。
エアコン温度調整ダイヤルはのデザインは、3連ダイヤルタイプを採用しています。
Touring(ツーリング)のアクセル、ブレーキぺダルの画像をみてきましょう。
X-BREAK(エックスブレイク)の内装、運転席周囲装備
XーBREK(エックスブレイク)の内装や運転席周囲を載せていきます。
ハンドルやシフトノブにオレンジの加飾が特徴で、アクティブなイメージを演出しています。
XーBREK(エックスブレイク)のシートの材質はポリウレタン防水素材のシート表皮を採用していて、表面にヘキサゴン柄のディンプル加工を施しているため滑りにくく、汚れも拭き取りやすい素材です。

ポリウレタン防水素材のシート
アクティブなシーンではもちろんのこと、日常の使い勝手にも優れているシートになっています。
続いてXーBREK(エックスブレイク)の運転席周囲で、エアコン調整つまみのデザインを紹介していきます。
XーBREK(エックスブレイク)のエアコン温度調整ダイヤルはのデザインは、3連ダイヤルタイプを採用しています。
続いてXーBREK(エックスブレイク)アクセル、ブレーキぺダルの画像をみてきましょう。
Advance(アドバンス)の内装、運転席周囲装備
Advance(アドバンス)の内装の様子とインパネ周囲のデザインです。

Advance(アドバンス)の内装、インパネ
Advance(アドバンス)のシートの材質は、メインが撥水ファブリック(ブラック)、サイドが合成皮革(ブラック)になります。
Advance(アドバンス)はメーカーオプションにて、ブラック又はブラウンの本革シートを選ぶことができます。

本革シート
本革シートにすると、車の印象が一気に高級車のように変わりますね。
ちなみに、本革シートをオプションで付けられるのは、このAdvance(アドバンス)グレードのみになります。
続いてAdvance(アドバンス)の運転席周囲で、エアコン調整つまみのデザインを紹介していきます。
Advance(アドバンス)のエアコン温度調整ダイヤルはのデザインは、2連ダイヤルタイプを採用していて、シルバーの加飾が施してあり、より高級感の高いデザインになっています。
続いてAdvance(アドバンス)のアクセル、ブレーキぺダルのデザインをみてきましょう。
Advance(アドバンス)のアクセル、ブレーキペダルはアルミパッド付スポーツペダルを採用しています。
このアルミパッド付スポーツペダルはAdvance(アドバンス)とSPORT(スポーツ)にのみ採用になっています
SPORT(スポーツ)の内装、運転席周囲装備
SPORT(スポーツ)の内装の様子とインパネ周囲のデザインです。

SPORT(スポーツ)の内装とインパネ
SPORT(スポーツ)のシートの特徴としては、シートの材質がウルトラスウェードになっていることです。

ウルトラスウェード/本皮シート
SPORT(スポーツ)のシートはメイン部分がウルトラスウェードになっており、座った時にすべりにくい素材になっているので、スポーツ走行に適したシートになっていることが分かります。
続いてSPORT(スポーツ)の運転席周囲で、エアコン調整つまみのデザインを紹介していきます。
SPORT(スポーツ)のエアコン温度調整ダイヤルはのデザインは、2連ダイヤルタイプを採用していて、シルバーの加飾が施してあり、より高級感の高いデザインになっています。
続いてSPORT(スポーツ)のアクセル、ブレーキぺダルのデザインをみてきましょう。
SPORT(スポーツ)のアクセル、ブレーキペダルはアルミパッド付スポーツペダルを採用しています。
【新型フォレスターD型】グレードによるパワートレイン(エンジン)や走行性能、燃費性能の違い
新型フォレスターD型のパワートレイン(エンジン)や走行性能、燃費性能について、各グレードごとに確認していきましょう。
Touring、X-BREAK、Advanceのパワートレイン(エンジン)や走行性能、燃費性能について
Touring(ツーリング)、X-BREAK(エックスブレイク)、Advance(アドバンス)ともにパワートレインは同じになりますので、3グレードまとめて紹介します。
Touring(ツーリング)、X-BREAK(エックスブレイク)、Advance(アドバンス)のパワートレインは、2.0L の直噴エンジンとモーターによるハイブリッド【e-BOXER】になります。
【e-BOXER】はスバルの水平対向エンジンと電動技術を組み合わせたパワーユニットです。
スバルの水平対向エンジンは、左右対称に向き合ったピストンが水平方向に往復して互いの力を打ち消し合うため、振動が少なく、エンジンフィールが非常に滑らかなのが特徴です。
この上質なエンジンにモーターの力がアシストすることで、燃費向上効果やレスポンスの良い加速感が味わえます。
エンジン最高出力は、107(145)/6000[kW(PS)/rpm]
エンジン最大トルクは 、188(19.2)/4000[N・m(kgf・m)/rpm]
モーターの最高出力は、10(13.6)[kW(PS)]
モーター最大トルクは、65(6.6)[N・m(kgf・m)]
になっていて、エンジン出力にモーターがアシストする形で加わります。
駆動方法はAWD(常時全輪駆動)で、トランスミッションはリニアトロニック (マニュアルモード付)前進無段階、後退1速のCVTになります。
燃費はJC08モードで、18.6km/Lです。
WLTCモードではトータルで14.0km/L
市街地モードでは11.2km/L
郊外モードでは14.2km/L
高速道路モードでは16.0km/L
になります。
SPORT(スポーツ)のエンジンや走行性能、燃費性能について
SPORT(スポーツ)のパワートレインは、1.8L の直噴ターボエンジン(CB18)になります。
この1.8L の直噴ターボエンジン(CB18)は、低回転域から高トルクを発生させ、伸びやかに加速する力強い動力性能を備えているのが特徴です。
この上質なエンジンにモーターの力がアシストすることで、燃費貢献やレスポンスの良い加速感が味わえます。
1.8L の直噴ターボエンジン(CB18)は、走りの愉しさを提供すると同時に、燃費向上につながる最新技術リーン燃焼などによって、優れた環境性能を実現しています。
1.8L の直噴ターボエンジン最高出力は、130(177)/5200-5600[kW(PS)/rpm]
1.8L の直噴ターボエンジン最大トルクは 、300(30.6)/1600-3600[N・m(kgf・m)/rpm]になっています。
この1.8L の直噴ターボエンジンのスペックそみてみると、1600-3600rpmという低回転域で最大トルク30.6kgf・mを発生するエンジンですので、アクセルを軽く踏んだ時に素早く力が出て、非常に扱いやすいエンジンであることが数字をみても分かります。
街中や市街地走行時など、比較的速度の低い状況でエンジンの旨味を味わえる特性になっているので、普段使いで存分にエンジンの良さが味わえる実用性エンジンといってもよさそうです。
逆に高回転域までガンガン回して楽しむタイプのエンジンではないです。
駆動方法はAWD(常時全輪駆動)で、トランスミッションはリニアトロニック (マニュアルモード付)前進無段階、後退1速のCVTになります。
燃費はJC08モードで、16.5km/Lです。
WLTCモードではトータルで13.6km/L
市街地モードでは10.3km/L
郊外モードでは14.3km/L
高速道路モードでは15.2km/Lになります。
燃費に関して、ハイブリッドのTouring、X-BREAK、Advanceと、1.8Lターボ車を比べてみると、意外なことにWLTCモードではほとんど大差がないことが分かると思います。
【新型フォレスターD型】グレードによる運転支援、安全装備の違い
新型フォレスターD型の運転支援や安全装備について、各グレードごとに確認していきましょう。
Touring(ツーリング)、X-BREAK(エックスブレイク)の運転支援、安全装備について
Touring(ツーリング)とX-BREAK(エックスブレイク)はアイサイトコアテクノロジーが標準装備されています。
アイサイト コアテクノロジーとは[プリクラッシュブレーキ/後退時ブレーキアシスト/AT誤発進抑制制御/AT誤後進抑制制御/ツーリングアシスト/全車速追従機能付クルーズコントロール/定速クルーズコントロール/車線逸脱抑制/車線逸脱警報/ふらつき警報/先行車発進お知らせ機能/青信号お知らせ機能]などの機能です。
〔ツーリングアシスト/全車速追従機能付クルーズコントロール/定速クルーズコントロール/車線逸脱抑制〕の機能がついているので、高速道路や自動車専用道路での0km/h~約120km/hの幅広い車速域で、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作のアシストが可能で、さらに区画線と先行車の両方を認識することで、渋滞から高速巡航まで、さまざまなシーンで運転負荷を大幅に軽減することが可能です。
緊急時プリクラッシュステアリングとは、プリクラッシュブレーキの制御だけでは衝突回避が困難な場合、システムが周囲に回避スペースがあると判断すると、ステアリング制御もあわせて行い衝突回避をサポートする運転支援システムで、Touring(ツーリング)とX-BREAK(エックスブレイク)はオプション装備です。
またTouring(ツーリング)とX-BREAK(エックスブレイク)はアイサイトセーフティプラス(運転支援)はオプション装備となっており、標準装備はされていません。
アイサイトセーフティプラスとは[スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)/エマージェンシーレーンキープアシスト/アレイ式アダプティブドライビングビーム]の機能です。
エマージェンシーレーンキープアシストとは、自動車専用道路などを約60km/h以上で走行している場合、隣接車線の後方車両が接近しているにもかかわらず、車線変更を行おうとした場合や車線からはみ出しそうになった際、音と表示でドライバーに注意を喚起するとともに、ステアリング操作をアシストして車線からの逸脱を抑制する機能です。
アレイ式アダプティブドライビングビームとは、対向車や先行車に当たる部分を遮光、その他の
部分はハイビームで照射して、前方車両に眩しさを与えることなく、明るい夜間視界を確保する機能です。
アイサイトセーフティプラス(視界拡張)とは[フロントビューモニター/スマートリヤビューミラー]の装備のことですが、全てのグレードでオプション装備となります。
スマートリヤビューミラーは、ピラーによる死角がなくなったり、夜間に明るくて見やすくなったりと、とても評判がいいようで、是非つけておきたい機能です。
ドライバーモニタリングシステム(ジェスチャーコントロール機能付)についてはオプション装備です。
Advance(アドバンス)、SPORT(スポーツ)の運転支援、安全装備について
Advance(アドバンス)、SPORT(スポーツ)はアイサイトコアテクノロジーが標準装備されています。
アイサイト コアテクノロジーとは[プリクラッシュブレーキ/後退時ブレーキアシスト/AT誤発進抑制制御/AT誤後進抑制制御/ツーリングアシスト/全車速追従機能付クルーズコントロール/定速クルーズコントロール/車線逸脱抑制/車線逸脱警報/ふらつき警報/先行車発進お知らせ機能/青信号お知らせ機能]などの機能です。
緊急時プリクラッシュステアリングとは、プリクラッシュブレーキの制御だけでは衝突回避が困難な場合、システムが周囲に回避スペースがあると判断すると、ステアリング制御もあわせて行い衝突回避をサポートする運転支援システムで、Advance(アドバンス)、SPORT(スポーツ)には標準装備です。
Advance(アドバンス)、SPORT(スポーツ)はアイサイトセイフティプラス(運転支援)は標準装備になります。
アイサイトセイフティプラスとは[スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)/エマージェンシーレーンキープアシスト/アレイ式アダプティブドライビングビーム]です。
エマージェンシーレーンキープアシストとは、自動車専用道路などを約60km/h以上で走行している場合、隣接車線の後方車両が接近しているにもかかわらず、車線変更を行おうとした場合や車線からはみ出しそうになった際、音と表示でドライバーに注意を喚起するとともに、ステアリング操作をアシストして車線からの逸脱を抑制する機能です。
アレイ式アダプティブドライビングビームとは、対向車や先行車に当たる部分を遮光、その他の
部分はハイビームで照射して、前方車両に眩しさを与えることなく、明るい夜間視界を確保する機能です。
アイサイトセイフティプラス(視界拡張)とは[フロントビューモニター/スマートリヤビューミラー]の装備のことですが、全てオプション装備となります。
スマートリヤビューミラーは、ピラーによる死角がなくなったり、夜間に明るくて見やすくなったりと、とても評判がいいようで、是非つけておきたい機能です。
ドライバーモニタリングシステム(ジェスチャーコントロール機能付)については標準装備です。
まとめ:各グレードの特徴とオススメポイント
いかがでしたでしょうか。
フォレスター型の各グレードについて紹介してきました。
予算等の考慮して、どのグレードがよいのか迷うところだと思います。
各グレードごとに特徴やオススメをまとめます。
Touring(ツーリング)はスタンダードなグレードですが、基本的な機能は揃っているので特に心配はないと思います。
スバルの目玉であるアイサイトのツーリングアシスト機能もTouring(ツーリング)からついていて、前方車を追随しながら車線の中央をキープするレーンキープアシスト機能もついているので、長距離走行時の疲労軽減に役立ちます。
なるべく購入予算をおさえたい人にも安心してオススメできるグレードです。
X-BREAK(エックスブレイク)は、撥水ポリウレタンシートや撥水カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー機能付)などガンガン使える機能が揃っていて、レジャーやアウトドアなどタフに使いたおしたい人にオススメできるグレードです。
またエクステリアにおいても、フロント、サイド、リアバンパー下部にオレンジの加飾が施してあるのも、スポーティーさが表現されていてとってもカッコいいと思います。
Advance(アドバンス)はハイブリッドの最も高価なグレードになり、各装備がてんてこ盛りなグレードです。
特にアイサイトセーフティープラスが標準装備されるのは、Advance(アドバンス)からです。
ラグジュアリー志向で、最新の運転支援装備をたくさん付けたいの方にはAdvance(アドバンス)がオススメです。
またAdvance(アドバンス)はナッパーレザーシートが唯一オプション選択できるグレードになるので、レザーシートをチョイスして高級感や贅沢感を楽しむのもいいですね。
SPORT(スポーツ)は唯一ガソリンターボ車になるので、走りを楽しみたいという方に特にオススメできるグレードです。
特に低回転からの分厚いトルクで、大変扱いやすいエンジンと評判です。
装備もてんてこ盛りで、価格もあまり気にしない、それでいて「車はやっぱりガソリンターボでしょ」という方にはドンピシャなグレードだと思います。
以上、新型フォレスターD型のグレードについての紹介でした。