アウトランダーPHEV前期型モデル検討中の方は必見!所有者が感じる不満点4選

2022/02/05
 
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2021年12月に新型アウトランダーPHEVがデビューしましたね。

 

新型アウトランダーPHEVはよりダイナミックになり、車格が2ランクぐらい上がってしまったような感じがするくらいデザインや質感もアップしてとても魅力的な車になりました。

 

前期型モデルの所有者である私としては買い替えたくなってしまう衝動にかられてしまいます。

 

デビューした新型アウトランダーPHEVが気になっている方は多くいると思いますが、お値段が400万は軽く超えるので「ちょっと価格が高すぎるなー」っと思っている方は結構いるんじゃないかと思います。

 

ひと昔前の時代の感覚からすれば400万オーバーは、かなりの高級車の価格ですよね。

 

「ならば前期型のアウトランダーPHEVはどうなんだろ?」と前期型も気になっているという方、結構いるんじゃないでしょうか。

 

そこで前期型アウトランダーPHEVの所有者である私が、乗り始めて3年経った現在でも感じている不満点を4点ほど上げてみたいと思います。

 

全体的には満足感が高く所有して良かったと思っていますが、長く所有しているからこそ分かる弱点というか欠点というものがはっきり見えてきました。

 

ちょっとの試乗では分かりにくい点ですので、前期型アウトランダーPHEVの中古を検討している方は、是非参考にしてもらえればと思います。

 

前期型アウトランダーPHEVに関する細かい情報については、まとめサイトを作成していますので是非ご覧ください。

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所有車であるアウトランダーPHEVのグレード紹介

まずは私の所有しているアウランダーPHEVのグレードについて紹介します。

 

年式は2018年1月式で、グレードはGセイフティーパッケージになります。

 

2018年1月式のアウトランダーPHEVは、エンジンが2000㏄になります。(2018年8月のマイナーチェンジ後2400㏄に排気量アップ)

 

購入時は展示試乗車の中古車を選んだのでオプション装備が結構充実していました。

 

大画面のナビ(アルパイン)もディーラーオプションとして最初から装備されていてお得でした。

 

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アウトランダーPHEVの不満点1|ロードノイズが大きい

アウトランダーPHEVに乗って3年経った現在でも感じる不満点の第1位はロードノイズの大きさとダイヤのドタバタ感や振動です。

 

乗り始めた最初の頃はあまりはっきり分からなかったのですが、段々気になるようになってきました。

 

アウトランダーPHEVは電気のみのモーター駆動で走行できるので、もしかしたらエンジン音がないので相対的にロードノイズやタイヤのバタつき音が聞こえやすくなっているのかもしれません。

 

基本的にアウトランダーPHEVはモーター駆動でエンジン音なしで静かに走行できるのでとても高級感のある雰囲気があります。

 

しかしあれた路面のでこぼこを通過する時のタイヤのバタバタした音が入ってくると、それまで感じていた高級感が一気に阻害されてしまいます。

 

せっかくモーター駆動で静かで高級感がある分、何というか少しもったいないような感じがしてしまいます。

 

逆に、路面がでこぼこ、ざらざら路面ではなく、整備されたフラットな路面の時は、本当に滑っているような静かさになり高級感がグンっとアップします。

 

静かに走れるときと、バタバタしたノイズが入ってくる時の差がとても大きく感じてしまう点がアウトランダーPHEVの不満点です。

 

またロードノイズだけでなく、車内に入ってきた振動の収束がやや悪い感じがします。

 

「ドン」っと入った振動が「ドドーン」っとやや車内に反響しているように感じます。

 

カー雑誌などを読むと、振動の収束はボディー剛性に影響を受けるということなんですが、さすがに前期型のアウトランダーPHEVのデビューは2013年なのでひと昔前のシャーシということになるので、仕方がない部分なのかもしれませんね。

 

あとボディー形状がワゴンスタイルであると、一般的にセダンタイプよりも振動の収束が悪くなるそうです。

 

これまでセダンタイプのいわゆるビックセダンと呼ばれるような静寂性の高いセダンに乗っていた方は気になってくる可能性があるので、試乗してしっかり確認しておいた方がいいと思います。

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アウトランダーPHEVの不満点2|充電中に家のブレーカーが落ちる

アウトランダーPHEVの醍醐味として充電機能がありますよね。

 

充電して走行バッテリーに蓄電しておき、走行バッテリーが無くなるまでは電気のみのモーター駆動が可能で、静かなEVドライブが長距離可能です。

 

フル充電で実用距離として約40㎞程、EV走行ができます。

 

私の充電スタイルとしては、仕事から帰ってきて自宅で充電ケーブルを差し込み、翌日の早朝には満充電になっているという使用方法です。

 

充電時間は約4.5時間で満充電になるようなので、帰宅後18時~22時半にかけて充電分の電気を使用することになります。

 

購入してから思わぬことが起きました。

 

特に冬場、充電時間中に自宅のブレーカーが落ちてしまうことが頻発したのです。

 

ブレーカーの電源が落ちてしまうと、給湯器の時計がリセットされてしまい不便を感じたり、何より急に使用していた電気が落ちて真っ暗になるわけですから、けっこうビックリします。

 

復旧するにも真っ暗な室内を手探り状態でブレーカーを上げにいかなければならないので非常に困ります。

 

この前は子供のおもちゃを暗闇で踏んでしまって、足の裏を痛めてしまいました。

 

ブレーカーが落ちてしまう原因としてはアウトランダーPHEVの充電にはかなりの電気容量がかかるため、50Aの最大電気容量を超えてしまったからと考えられます。

 

私の自宅の電気使用量の契約は50Aで、一般的な住宅はこんなもんなのではないでしょうか。

 

冬場はとくに電気容量を食う季節です。

 

自宅での使用状況をざっくりとみてみます。

 

エアコン暖房2台稼働で5A×2で10A、電子レンジ稼働で6A、食洗器5A、室内電気1A、ドライヤー15A(充電時間に子供が風呂から出て乾かすのにドライヤーを良く使う)、冷蔵庫2.5A、テレビ2A。

 

この時点での電気使用容量は瞬間的に41.5Aになっています。

 

アウトランダーPHEVの充電中のアンペア数を調べてみたら15Aという記載がありました。

 

したがって上記の生活スタイルでアウトランダーPHEVを充電すると、50Aを余裕でオーバーしてしまいブレーカーが落ちてしまうことになるのです。

 

したがって充電にはちょっとした工夫が必要。

 

私の充電方法としては、帰宅時に充電ケーブルを車に差し込み室内に入り、自動車充電用のブレーカーを手動で落としておきます。

 

これで夕食前後の家電の使用頻度が高い時間帯はアウトランダーPHEVの充電はしない状態にしておきます。

 

子供や妻が就寝した時間を見計らって自動車充電のブレーカーを戻し、アウトランダーPHEVの充電を開始します。

 

こうすることで生活家電の電気使用がほとんどない就寝している時間帯にアウトランダーPHEVの充電をすることができます。

 

この使い方でブレーカーが落ちるのを防いでいます。

 

「いちいちそんなことするの面倒くさ」と思った方はアウトランダーPHEVの購入を見送るか、もしくは契約電気容量をもっとアップさせるのかの対策が必要になってくるでしょう。

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アウトランダーPHEVの不満点3|ウインカー操作レバーの音が安っぽい

アウトランダーPHEVの不満点の一つに、ウインカーの操作レバーの音が安っぽく感じることがあります。

 

私は車が好きなので、結構他の車を試乗したりする機会があるのですが、比べてみるとはっきりとした違いを感じてしまいます。

 

ウインカーの操作レバーの音が安っぽく感じる音ってどんな音なのかというと『ガチィ』という操作音です。

 

『カチィ』という小さめの乾いた音ならばいいのですが、『ガチィ』というか『ガチャ』という音質で、とても安っぽく感じてしまいます。

 

もうちょっと分かりやすく例えてみると子供の玩具のレバーを操作した時の音と言えば一番分かりやすいかもしれません。

 

物理的な操作レバーの音にもしっとりとした感触があると、何となく高級車っぽい雰囲気を感じると思いますが、アウトランダーPHEVはその逆で安っぽい感じの音でちょっと残念なポイントですね。

 

新型であれば改善しているのかもしれませんね。

 

今度試乗する機会に確かめてみて、再度レポートして報告したいと思います。

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アウトランダーPHEVの不満点4|ドアの開閉ボタンの感度が悪い

アウトランダーPHEVの不満点、それはドアの開閉ボタンの感度が悪いことです。

 

ドアの開閉ボタンとは、ドアハンドルに付いているロックが解除ボタンのことです。

 

通常、車のキーをバッグに入れている状態でロック解除ボタンを押すとロックが解除されてドアの開閉ができるのですが、ボタンの感度が悪いためなのか、反応しない時が良くあります。

 

電池が減っているのではないかと思い電池を新しいものに交換したのですが、やはり感度が悪かったので電池のせいではなくてボタンに原因があることが明らかです。

 

もしかしたら個体差ってこともあるかも知れませんが・・・・

 

ただ指で押してみた感触もあまり推したことがはっきり分からないような感触ですので、ボタンの構造的なものが原因している可能性が高いと思います。

 

これって大したことではないように思うかも知れませんが、私は通勤でアウトランダーPHEVを使っていて毎日使うっていますので結構イライラすることが多いです。

 

特に急いでいる時なんか、中々反応してくれず、バッグの中にキーがちゃんと入っているのか確認してみたりして、結構手間もかかります。

 

細かいところですが毎日のことなのでストレスなくいきたいものですよね。

 

ちなみに私が以前所有していたスカイラインV36では、このようなことは一度もなかったです。

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アウトランダーPHEVの不満点4選のまとめ

以上、アウトランダーPHEVを3年間使用してきて感じた不満点について紹介してきました。

 

不満点をまとめると

 

①ざらつき、でこぼこ路面でのロードノイズが大きく走りの質感が低く感じてしまう

 

②充電中にブレーカーが落ちてしまうので、充電時間に工夫が必要

 

③ウインカー操作レバーの音が安っぽい

 

④ドア開閉ボタンの反応が悪い

 

という4点でした。

 

今後中古車でアウトランダーPHEVを検討していく予定の方は①~④をある程度理解というか納得した上で購入されるのがいいと思います。

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