アウトランダーPHEV|【実燃費報告】一般道74kmの燃費は?効率の良い走り方が分かってきた
令和元年8月18日に仕事で東京へ行く用事があり、埼玉の自宅と東京の往復
74.4kmを一般道で走行した。
なるべく効率良く(いい燃費を出すには)走るにはどうすればいいのか、今まで色々試してきた。
今回はいつもと違い、チャージモードのエンジンを起動した充電を、ある程度の速度で巡航している時のみに限定して行ってみた。東京へ行く途中には国道17号バイパスを使用していつもいくが、ここは信号の間隔が比較的長い。
時速70km位で巡航している時間が長くとれるので、この区間でチャージモードの充電を行った。
充電は定速巡航している時のみとし、加速時や減速時はEVモードに切り替えてエンジンを停止させた。
アウトランダーPHEVは時速70km以上出ている時に、エンジンの駆動力は直結され充電だけではなく、駆動力にも使われるように制御が変更されるようになっている。
今回の計測では時速70km以上でエンジンが直結される時間を多く取った場合に、トータル燃費として効率はどうなのかをみていきたいと思う。
燃費を計算してみた
まずは、当日の往復での車載燃費計は41.6km/ℓであった。
総走行距離は74.4km。
気象条件は晴れ、外気温は34℃(車の気温計)とうだる様な暑さ。
エアコンは始めは20℃で風量2~3に設定して、涼しくなってきたら室内循環に切り替えて、24℃設定で風量は最低にした。
この設定環境で往復で使用したガソリン代を計算すると
140(ガソリン1ℓの値段)× 74.4 ÷ 41.6 = 250.4 円
車載バッテリー満充電の電気代が 312円 なので
当日往復でかかったランニングコストは
250.4 + 312 = 562.4 円
往復の走行距離が74.4kmなので1km当たりのコストは
562.4 ÷ 74.4 = 7.56
1km走るのに 7.56 円かかっている計算になる
ちなみにガソリン車と比較しやすいように、ガソリン1ℓ当たりの走行距離を出してみると
140 ÷ 7.56 = 18.51 となる
これはつまり、燃費 18.5 km/ℓ のガソリン車と同等な燃料コストの車ということになる。
今回の計測についての総評
今回の燃費計測では、18.5 km/ℓ となったが、非常に良い燃費数値が出たのではないかと思っている。
今回の計測日は気温が34℃と猛暑で、エアコンの消費電力も非常に大きかったはずである。
この環境下で燃費18.5kmが出たのだから、エアコンが不必要な季節では、燃費20km以上出せるのではないかと期待が膨らむ。
結論として、チャージモードでエンジンをかけて充電する場合には、ある程度速度が出ている状態で定速巡航している時にエンジンをかけて充電すると効率が良くなるようだ。
とくに時速70km以上速度が出ていると、エンジンが直接駆動力として働きながら、同時に充電も行うシステムになっているので効率が上がる。